
今回は、介護食用ゼリーを手作りする方法や料理レシピを解説します。
介護食用ゼリーは噛む力や飲み込む力が弱まったご高齢者でも安心して食べることができます。
また、のどごしが良く清涼感があるので、食べた後の満足感も引き上げられます。
そんな介護食用ゼリーですが、手作りする方法や料理レシピは?
ということで今回は、介護食ようゼリーを手作りする方法や料理レシピと、手作りする方法や料理レシピをご紹介したいと思います。
目次
介護食用ゼリー手作りレシピ
夏野菜のサラダゼリー
(画像引用元:https://img.cpcdn.com/recipes/6365832/840x1461s/467094c006df2524cb5eb4ba79e51ed0?u=40889818&p=1595478601)
- ナス1個
- きゅうり1/2本
- トマト1個
- ゼラチン5g
★水300cc(ゼラチンの箱に書かれている量の1.5倍)
★だしの素小さじ1
★ポン酢大さじ2
- なすは7㎜の厚さでいちょう切りにする
- きゅうりは縦半分に切り、スライサーにかける
- トマトは皮をむき、タネを取り除いて食べやすい大きさに切る
- 鍋に★を入れ、ナスときゅうりを弱火で10分煮る
- 4にトマトとゼラチンを入れかき混ぜる
- 冷蔵庫で冷やし固める
出典:https://cookpad.com/recipe/6365832
にんじんゼリー
(画像引用元:https://img.cpcdn.com/recipes/5939872/840x1461s/b70529b7063adcedc89b6587850824c9?u=22813186&p=1575633467)
- にんじんジュース160g
- アガー4g
- 水14g
- 砂糖26g
- 生クリーム(泡立てる)10g
- ニンジンジュースを鍋に入れ、沸騰する直前で火を止める
- アガーと砂糖を加え、かき混ぜる
- 粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固める
出典:https://cookpad.com/recipe/5939872
すりおろしりんごの寒天ゼリー
(画像引用元:https://img.cpcdn.com/recipes/5517377/840x1461s/cf00584756e53d1e7691d5fe3a8eccb2?u=29526785&p=1550643612)
- りんご1/2個
- りんごジュース250㏄
- 棒寒天1/4本
- 水300㏄
- 三温糖大さじ1杯
- 棒寒天を水でふやかし、柔らかくなったら水気を絞って小さくちぎる
- 鍋に①の寒天と水を入れ煮立たせて、寒天が解けたら三温糖を加える
- りんごは皮とタネを取り、薄切りにして濃度の薄い塩水につけておく
- 別の鍋でりんごジュースを人肌に温め、りんごをすりおろして加える
- 2と4を混ぜ合わせる
- 5をカップに分け取り、粗熱を取って冷蔵庫で冷やし固める
出典:https://cookpad.com/recipe/5517377
クラッシュゼリー
(画像引用元:https://img.cpcdn.com/recipes/3820620/840x1461s/f8eaf910a60180884c9b28cb1cc4e6ce?u=14706298&p=1461982747)
- サイダー500mL
- 粉ゼラチン6g
- 砂糖60g
- サイダー150㎖を鍋に入れ火にかける
- 砂糖、ゼラチンの順で①の鍋に加えて溶かす
- 2の溶液をサイダーが入っていたペットボトルに戻して混ぜ合わせる
- 冷蔵庫で冷やし固め、固まったらスプーンで崩して器に盛る
出典:https://cookpad.com/recipe/3820620
やわらかそうめんゼリー
(画像引用元:https://img.cpcdn.com/recipes/2747056/840x1461s/291c91d94e3447f6e7c5d2fac61335fb?u=10158173&p=1407825916)
- そうめん(乾)5g
- 味付け湯葉10g
- 梅肉1g
- だし汁60cc
- 薄口しょうゆ2g
- みりん1g
- ゼリー化剤2~3g
- そうめんを柔らかめに茹でて、水にさらしておく
- 調味料とゼリー化剤を混ぜて80℃以上に加熱する
- 器に2を薄く流しいれ、味付け湯葉、梅肉、そうめんを乗せて残りの溶液を流しいれる
- 冷蔵庫で冷やし固める
- 冷えたら食べやすい大きさにカットする
出典:https://cookpad.com/recipe/2747056
介護食用ゼリー手作りする際のポイントと注意点
噛む力や飲み込む力に合わせてゼリーの固さを調整する
嚥下する力がある方には寒天を使い、ある程度の食感を残したり、飲み込む力が弱い方には、濃度の薄いゼリー溶液でゆるいゼリーに仕上げたりと、食べる方の健康状態に合わせてゼリーの固さを調整するのが大事です。
液体をゼリー状にするのは、寒天、アガー、ゼラチンなどを使い分け、調整することができます。
羊かんや卵料理など、食感を楽しむ料理に向いています。
食物繊維も豊富に含まれているのでお通じを助ける働きも期待できます。
固さは寒天とゼラチンの間くらいで、固すぎず柔らかすぎない適度な食感が人気です。
透明感を活かしてフルーツゼリーなど清涼感を演出したいときに向いています。
水やスープをむせ返しやすい方でもゼラチンで半ゼリー状態にすると誤嚥のリスクを軽減できます。
また、ひき肉やそうめんなどばらけやすい食材をある程度のかたまりにするのにも向いています。
食べにくい食材もゼリーで寄せ集めることで食べやすくする
ご高齢者が食べたいけど食べにくい食材をゼリーで固めることにより、普段はあきらめていた好みの食事を取っていただくことができます。
例えばそうめんなどはそのまま食べるとばらけてしまい、食べにくいものですが、ゼリー寄せにすれば食べやすくなります。
ゼリーがダマにならないようにしっかり溶かす
ご高齢者がむせ返すなどの事故を防ぐため、ゼラチンや寒天がダマにならないようにしっかりとペースト状にすることがポイントです。
ご高齢者は飲み込む力が弱まっているだけでなく、薬の副作用で口の中が乾きやすくなっている方もおられます。
食材が口腔を通るときにダマがあるとそれだけで嚥下が難しくなります。
介護食用ゼリー手作りレシピまとめ・感想
甘みを加えればデザートとしてもお楽しみ頂けます。
また、食欲がないときでもゼリーなら食べやすく、一日に必要な栄養分を取ることができるので、夏場などで食べる気が出ないときにもおすすめです。
調理方法も簡単なので手づくりする負担も軽くなります。気になるレシピがあればぜひ試してみてください。