今回は介護食やお年寄りでも食べやすい、ローストビーフの作り方を紹介します。
ローストビーフといえば、調理に時間がかかりそうや、高齢者に繊維の多いお肉料理は心配と敬遠している方もいるかもしれません。
でもちょっと工夫するだけで簡単に食べやすいロースビーフが作れるんです。
そんなローストビーフですが、介護食・高齢者でも食べやすいレシピは?
ということで今回は、介護食でも使えるローストビーフのレシピや作り方の注意点を紹介したいと思います。
目次
ローストビーフの介護食の簡単レシピ
(調理時間:2分 エネルギー:1人分120kcal 塩分:0.5g)
- 赤身の牛肉(5cm角の棒状のもの) 300g
- 塩 小さじ1/4
- こしょう 少々
- 油 小さじ1
- 牛肉全体に塩、こしょうをまんべんなくふりかけ、上から乾き止めに油を塗る。
- 3枚重ねたアルミホイルの上に1をのせ、その上にさらにアルミホイルを3枚ふわっとかける。
※肉を包み込まないように - 2をあらかじめ温めておいたオーブントースターの網の上にのせて8分焼き、取り出して上のアルミホイルを1枚だけ取り、再度1分焼く。
粗熱が取れてから薄切りにする。
※食べきれないときは、薄切りにしたものを冷凍しておく。
※焼き時間を含めた全体調理時間は12分。
【ポイント】
オーブントースターを使うとオーブンのように余熱をかける時間は必要なし。アルミホイルで焦げ目を調節しましょう。
出典:https://www.caresapo.jp/kaigo/anshin_recipe/bigfood/83dn3a000000a24a.html
ローストビーフの介護食の作り方ポイントと注意点
食べる方の現状を把握
なによりも食べる方の体調や、どれぐらいのものが食べられるかという状態を把握したうえで、噛みやすさ・飲み込みやすさなどを調整してあげるといいでしょう。
どの程度の「大きさ」「柔らかさ」であれば食べられるのか、把握することが大切です。
噛みやすくなるよう気を付ける
硬いものや大きなものは苦手なため、赤身のお肉は苦手な傾向があるので、かみやすくしたりと工夫をしたほうが良い場合もあります。
赤身のお肉の場合は圧力鍋を使ってしっかり煮込む、または薄くスライスすると食べやすくなるでしょう。
また繊維を切るように切れ込みを入れることでも、噛み切りやすくなるので、食べやすくなります。
ペースト状にする場合も、事前にお肉叩いてやわらかくしたり、筋切りをしておくといいと思います。
ローストビーフの介護食の簡単レシピまとめ・感想
普段なかなか食べないローストビーフですが、ちょっと調理を工夫することで、高齢者のかたでも食べやすくして提供することができます。
介護食ではローストビーフに限ったことではありませんが、食べる方の状態に合わせて、噛みやすくするなど下準備を整えることが大切です。
食事は、人間の大きな楽しみの一つであり、健康的な生活を続けるうえでも欠かせないものです。
たまにはいつもと違ったメニューで、食事の楽しみを増やしてみるのはいかがでしょうか?
おすすめローストビーフレシピを是非試してみてください。