今回はうなぎの介護食の簡単レシピとその材料、高齢者の方向けの作り方をご紹介します。
うなぎが大好きな高齢者の方は多いと思います。
しかし、小骨が気になったり、噛みづらさを感じて、控えてしまう方もいらっしゃることでしょう。
そこで、高齢者の方向けのうなぎの介護食のレシピにはどのようなものがあるでしょう？
また、どのようなことに注意して作ればよいでしょうか？
今回は、うなぎの介護食のレシピ、材料、作り方の注意点についてご紹介します。
目次
うなぎ介護食が欲しい・おすすめの理由
うなぎは単体で多くの栄養素を含んでいるので、体力や健康維持をはじめ、高齢者の方が気になる体への不安をカバーしてくれます。
目によいとされるビタミンAは老化の防止に、同様に目に効果的なビタミンB群は疲労の回復に役立つといわれています。
そのほか、骨を丈夫にするカルシウムや生活習慣病を防ぐといわれるDHAなどを含んでいるので、蒲焼きやうな重といったシンプルな料理から多くの効果が得られそうです。
うなぎ介護食の簡単レシピ
介護食 うなぎのかば焼き丼
- 木綿豆腐 120グラム
- 長いも 50グラム
- ごぼう 10グラム
- 片栗粉 15グラム
- 塩 小さじ4分の1
- きざみ海苔 適量
- 市販のうなぎのたれ 適量
- 油 大さじ1
- 軟飯 260グラム
- 木綿豆腐は水きりする。
ごぼうは皮をそぎ、すりおろす。
長いもも皮をむき、すりおろす。 - フードプロセッサーに1と片栗粉、塩を入れ、なめらかになるまでかき混ぜる。
- フライパンを中火で熱し、油を入れ、2を入れ焼く。
- 片面に焼き海苔を載せ、皮のように焼く。
焼き目がついたらひっくり返す。 - うなぎのたれを回しかける。
- 軟飯の上に5を載せる。
出典：https://cookpad.com/recipe/3396757
介護食 はす蒸し
- やさしい素材 温野菜れんこん 100グラム
- やさしい素材 温野菜さつまいも 10グラム
- むきえび 10グラム
- うなぎの蒲焼き 10グラム
- いくら 5グラム
- 三つ葉 少々
- A だし 20グラム
A しょうゆ 3グラム
A 酒 3グラム
A みりん 3グラム
A とろみ調整食品 適量
- えびは酒に浸し、下茹でする。
えびとうなぎの蒲焼きをミキサーにかける。 - やさしい素材温野菜れんこん10グラムで、飾り用れんこんを作る。
- やさしい素材温野菜れんこん90グラムと1を混ぜ、7分ほど蒸す。
- やさしい素材温野菜さつまいもをいちょうの形に抜く。
- プリンカップにサランラップを敷く。
3を入れ、その上から2を流し、粗熱をとる。 - Aを合わせ煮立てて、あんかけにする。
- お皿に4を載せ、いくら、三つ葉、飾り用のれんこんを添える。
そこに6をかける。
出典：https://cookpad.com/recipe/3044854
簡単！鰻ちらし（シニア向け）
- 市販のうなぎの蒲焼き 1尾
- きゅうり（輪切り）2分の1本
- みょうが（千切り）1個
- 貝割れ大根 4分の1パック
- 梅干し 2個
- ご飯 茶碗2杯分
- 市販のすし酢 大さじ3
- 白ごま 適量
- Aうなぎのたれ 1袋
A 酒 50cc
- フライパンにAを入れ、ひと煮立ちさせ、うなぎを入れる。
たれを絡め、2分くらい煮詰める。 - 1の粗熱がとれたら2センチくらいに切る。
- ボウルにご飯とすし酢を混ぜ合わせ、器に盛る。
- うなぎ、きゅうり、みょうが、貝割れ大根、梅干しを散らし、盛り付ける。
白ごまを振る。
出典：https://cookpad.com/recipe/5696536
介護食うなぎレシピのポイントと注意点
小骨に気をつける
うなぎの小骨は喉にひっかかることがあるので、調理にひと手間加えるとよいでしょう。
一本ずつ抜くことは難しいので、蒸す、焼くなどの加熱調理でやわらかくするほか、冷凍してから切込みを入れるといった方法もあります。
カロリーに気をつける
鰻は料理によってはカロリーが高くなることもあるので、食事制限のある方は食べ方に注意が必要です。
なにもつけないで焼く白焼きと、たれをつけて焼く蒲焼きでは、意外にも白焼きのほうがカロリーは高いというデータがあります。
自分の状況に合わせて、量を調節するなどの配慮が必要です。
ゲル化剤を併用する
ゲル化剤には食べものをまとめたり、飲み込みやすくする効果があるので、そのままうなぎを食することが難しい方への一助となりそうです。
攪拌したうなぎをゲル化剤とともに固めることで喉の通りがよくなるので、咀嚼に自信のない方の不安が取り除けるでしょう。
介護食うなぎおすすめ商品
やわらかおかず うなたま 180円～
舌でつぶせるやわらかさなので、咀嚼が難しい方でも安心して食べられます。
かつおだしで煮込んだ蒲焼きをかきたまの形で味わえます。
やわらかカップ うなぎ蒲焼き風味 172円～
テリーヌのようにやわらかく仕上げてあるので、噛むことが困難な方でも不安なく食べられます。
調理の必要がなく、すぐ食べられるのも便利です。
こだわりシェフのやわらかメニュー うなぎの蒲焼煮こごり 230円～
ゼリー状に仕上げられた蒲焼きなので、歯が弱く、噛む自信のない方でもおいしく味わえます。
味つけにだしがたっぷり使われているのも魅力です。
うなぎの介護食簡単レシピ！材料や高齢者向けの作り方！感想・まとめ
今回はうなぎの介護食の簡単レシピや材料についてご紹介しました。
小骨を自分でとるのはかなり困難ですが、加熱することでやわらかく仕上げたり、食べやすい市販品が多く流通していることを知り、咀嚼に自信のない方でも気軽にうなぎを食せるのではないかと思いました。
あなたも高齢者にも喜ばれる、うなぎの介護食を作ってみて栄養をしっかりとりましょう！